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HDDナビに迫る情報を格納した4GBミニゴリラ「NV-SB360DT」

高速処理のGORILLAエンジンを搭載したワンセグ内蔵 SSDナビ

良好な収納式アンテナのワンセグ受信感度

▲ ワンセグメニュー ▲ データ放送の表示

 ワンセグ放送の受信機能については、チャンネルリストを作成するためのチャンネルスキャンや電子番組表(EPG)表示だけでなく、データ放送の表示機能が備わっている。

 市販のSDメモリーカードにワンセグ放送を1週間10番組まで予約録画することができ、16GBのSDカードを使った場合は最大約80時間(2GBで約10時間、1GBで約5時間)の録画ができる。EPGからの予約録画には残念ながら対応しない。

 チャンネルスキャン画面では自宅登録・お好み登録・再スキャンやプリセット登録を確認することができる。あらかじめ自宅登録をしておくと、旅行先などでエリア変更をした場合でも、すばやく自宅登録として登録したエリアのチャンネルリストを呼び出すことが出来る。

▲ 設定画面 ▲ チャンネルスキャン画面

▲ 音声・字幕設定 ▲ 録画再生画面

 内蔵バッテリーによる視聴も可能で、満充電の状態なら約4時間の視聴が可能。2画面表示による地図とワンセグの同時表示には対応していないが、地図画面を表示しながらワンセグ放送の音声を聞くこともできる。

 携帯電話でワンセグ録画したファイル(録画フォーマットSD-Video ISDB-T Mobile Video Profile)もミニゴリラで再生が可能。N905iでEPG予約録画した番組を、マイクロSDカード→SDカード変換アダプターを使って問題なく再生することを確認した。

収納式ロッドアンテナ

 収納式アンテナを引き伸ばして受信した時の受信感度はかなり良好で、この感度なら弱電界エリアでも外付けアンテナを使用する必要はないのでは?と思ってしまうくらいだ。

 ミニゴリラの外付けアンテナは、旧ミニゴリラについてはロッドタイプ(NVP-DTNR21)だったが、今回からはフィルムタイプのNVP-DTNF25が設定された。

 ロッドアンテナのコネクターはミニプラグなのに対して、フィルムアンテナはMCXコネクター(GPSアンテナの誤接続を防止するためかアンテナ側がジャック、本体側がプラグ)になったため、NV-SB360DTにロッドアンテナを接続することはできない。また逆も同様で、NV-SB360DT用フィルムアンテナを旧ミニゴリラに接続することはできない。

外付けアンテナNVP-DTNF25

 NVP-DTNF25は車室内のフロントガラス左側に貼り付けるワンセグ地上デジタルTV用フィルムアンテナ。取り付けるにはアンテナのアース部をクルマの金属部へ貼り付ける必要があるため、必ずフロントウィンドウ左側のフロントピラーカバーを取り外さなけらばならない。フロントピラーカバーはクリップやネジなどで固定されているので、取り外す作業に慣れていないと面倒だ。無理に外すと破損や変形することがあるので気をつけよう。

 なお簡単な取り付けで受信感度をさらにアップする方法を、こちらの記事で紹介しているので参考にしてほしい。

 自宅で受信する際には、収納アンテナで受信できなければ、家庭のテレビ接続用アンテナ端子へ接続できるアンテナ変換ケーブル NVP-ANX1や、収納アンテナ部にクリップでつなぐ 室内用クリップ付きアンテナケーブル(汎用品)が便利。

アンテナ変換ケーブルNVP-ANX1

■関連サイト
ミニゴリラ NV-SB360DTのワンセグ受信性能をさらに上げる方法
「ワンセグ」の放送エリアのめやす、ワンセグQ&Aなど

音楽再生、JPEG静止画再生に対応

AVメニュー AVシステム設定

 市販のSDカードに保存したMP3やWMA形式の音楽データなどを再生できる機能が搭載されている。収録されたファイル名は本体画面にリストアップされ、選曲も簡単。

音楽再生画面 ※フォルダ名やファイル名が表示される 画像表示画面

 「案内割込設定」で、音楽再生・ワンセグ画面・録画再生画面・画像再生画面の各画面を表示中に、ナビの音声案内を割り込ませることが可能。FMトランスミッターを内蔵しているので、車内のFMラジオ付きオーディオシステムで音楽やワンセグの音声を聞く事もできる。

 ワンセグと同様にナビと音楽の同時動作が可能で、画面はナビで音声は音楽といった使い方ができる。地図を表示して、歩きながらでもワンセグや音楽再生が楽しめる。

 デジカメで撮影した写真やJPEG画像などを市販のSDカードに保存すれば、そのデータをモニタに表示する機能もある。32GBまでのSDメモリーカードに対応している。

ポータブルメモリーナビをリードするNEWミニゴリラ

 三洋電機の4GBSSDナビ「NV-SB360DT」は、地図表示が2Dでも3Dでも、高速処理のGORILLAエンジンによりスクロールが驚くほど高速であることや、上空から前方を見渡せるゴリラビュー、3Dリアル交差点表示、方面看板表示などが、これまでのミニゴリラには無い機能だけに、ポータブルメモリーナビの新しい時代を感じさせる。

 ナビゲーション機能の完成度は高く、またワンセグ受信性能も良く、ここまで来ると、渋滞情報の受信に対応していないことが唯一の弱点と言い切ってしまってもいい。

 同時発売された7V型画面のNV-SD700DTはFM-VICSの受信機能を内蔵しているので、交通情報を取得したいならこちらを選択方法もあるが、FM-VICSはルート案内における渋滞箇所の迂回には対応しないだけでなく、得られる情報は実際の交通状況とは異なることがある。そろそろ小型の光・電波ビーコンユニットにオプション対応してもいいのではないか。

 これに関連して、USBコネクタはPC接続時のみ使用するだけでなく、ファームウェアのバージョンアップと共に、ビーコンユニット接続に対応することはできないものだろうか。

 新型ミニゴリラNV-SB360DTは、角型充電池を採用したことでスッキリしたデザインとなり、予備の電池を持つことで一層、屋外でも使いやすくなった。録画機能が付いた4.5V型ポータブル液晶テレビと、高機能ポータブルナビがコンパクトなボディで一緒になったと思えば決して高い買い物ではない。おそらく購入者の満足度が高い商品になるだろうし、他メーカーが目標とする製品になるだろう。

 日本国内で販売されているほとんどのメモリーナビは海外で生産されているのに対して、三洋電機は国内生産であることは安心感もプラスされる。


NV-SB360DT
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NV-SD700DT
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