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「ピタッと吸盤」・軽快操作・ワンセグ録画 ・徒歩ナビ「NV-U75V」

新測位システム「POSITION plus GT」を搭載した8GBメモリーナビ

フルナビと比較しても見劣りしない自車位置性能

 NV-U75Vは新開発の測位システム「POSITION plus GT」を搭載し、GPS電波を受信できない長いトンネルでも自車位置を表示し続ける。これまでの「POSITION plus G」に対し、独自の車速演算技術で速度をリアルタイムに計算することが加わった。

 高い建物のある都市部や山岳部、高架下など、GPS電波の弱い地域やGPS電波が一時的に途切れても、ジャイロセンサーや加速度センサーから取得した情報もとに、安定かつ精度の高い自車位置性能を実現するという。

 自車位置は、GPS衛星を受信することによる測位、ジャイロセンサー、加速度センサー、及びマップマッチングによる自律航法で決定される。トンネルに入ると自車マークの色が赤からオレンジ色に変わり、GPSが受信できなくても自車位置を更新。トンネル内に分岐があってもジャイロセンサーが曲がったことを検出する。

 この自律航法は本体をクレードル(車載スタンド)に装着した場合にのみ働き、クレードルから外すと自律航法は機能しない。この場合はGPSとマップマッチングでのみ自車位置を更新する。ただし、徒歩ナビではマップマッチングは働かない。

GPS測位情報

 GPSは電源を入れてから測位するまでの時間は早く、自宅の窓際でも受信できるような高感度タイプだ。ただ、高い建造物が立ち並ぶエリアなど、GPSの受信が不安定な場所や、電源をオンしてからGPS測位が安定するまでは、自車位置が稀に不安定になることがある。

 また、独自の車速演算技術が使われているとはいえ、加速度センサーのみで走行中のクルマの速度が検出できるわけではないので、電源オンの後、GPS測位が完了するまでは自車位置は更新されない。この点は車速パルスから実速度が分かる、いわゆるフルナビとは異なる。

 とは言っても、最近は各種センサーを内蔵するポータブルタイプのカーナビが増えている状況で、ジャイロセンサーとマップマッチングのチューニングが良く、自車位置性能に関してはNV-U75シリーズがPNDの中では最も優れていると言っていいだろう。前述の一点を除いては、フルナビと比較しても遜色(そんしょく)ない。

 一般道と高速道路が平行している場合に自車位置が正しく認識されないことがあっても、「一般高速切替」機能で修正することができるのはうれしい。

 NV-U75Vには「GPSログ機能」(活用方法はNV-U3Vレビューを参考)が備わっている。GPSログ機能はNV-U3シリーズから入れられた機能だが、設定でGPSログ機能をONにすると、メモリースティックデュオにGPSデータを定期的に記録するものだ。

GPSログ設定画面

 残念なのはGPSデータを保存する機能があっても、それをどのように使いこなしたらよいのか取扱説明書には記載がなく、またアプリケーションソフトウェアも提供されていないこと。そろそろ、PetaMapと連携できるようにしたらどうだろうか。

□関連サイト
パソコン画面に走行軌跡が表示できるGPSログ機能(NV-U3Vレビュー)

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