ジャパネットたかたが販売するミニゴリラ NV-JM520DTはFM-VICS機能を内蔵していますが、交通情報はクルマでのみ取得することが可能で、自宅(家の中)では表示させることはできません。
これは車載時に正規の取り付け方をした場合のみVICS情報が表示され、家庭用電源や電池で使用した場合はVICS規約によりVICS情報が表示できない仕様?になっています。
具体的には下記条件をすべて満たした場合に限り、VICS情報が表示される仕組みになっているようです。
【VICS情報が表示される条件】
(1)ナビが車載スタンドに設置してあること
(2)電源がクルマのバッテリーから取ってあること(シガーライター接続ケーブルを使用していること)
(3)パーキングブレーキ接続ケーブルが配線してあること
(4)指定のVICS用フィルムアンテナが接続してあること
つまり、何らかの方法でこれらの条件をすべてクリアすれば、家の中でも交通情報を確認することが可能になります。その際、受信場所が当然、NHK-FM放送のサービスエリア内である必要があります。
では順にNV-JM520DTについて解決方法を考えてみます。
(1)については、ナビを車載スタンドに装着することで”車載状態”であることを認識しています。よって車載スタンド
NVP-T20を用意して装着する他に、
スライドレール対応アタッチメントや
吸盤スタンド対応アタッチメントをナビに取り付ける事でも解決します。
(2)については家庭用電源(同梱されているACアダプター)を使用することで問題ありません。(3)は
例のネジで一発で解決です。
(4)を解決するにはいくつか方法が考えられます。(どちらか一つを実施)
①VICS用フィルムアンテナ
NVP-VANF2のケーブルをアンテナとして利用する。
②FM(VICS)放送対応アンテナを使う。
①は同梱されているフィルムアンテナを貼らないでケーブルのみ接続することで、ケーブル先端にある2つの給電端子間の部分をアンテナとして機能させます。ただアンテナとしては効率が落ちますので、使用できる場所は強電界地域に限られます。(適当な銅線でアンテナ部を50cm~1mぐらいにすると、より良く受信できるでしょう)


左:NVP-VANF2アンテナケーブル
右:アンテナ部分を長くしたワイヤーアンテナ(クルマで使う場合はフロントガラスに沿ってダッシュボードの奥に押し込むか、ピラーに沿ってフロントガラスに固定する)
②を可能とするためには、まず変換ケーブルを製作する必要があります。VICS用アンテナコネクタはGPSやワンセグ用アンテナコネクタに使われているMCXコネクタとは少し異なる仕様のMCXコネクタ?(SMB?)が使われているため、思い切ってアンテナケーブルを切断して加工が簡単なミニジャックを取り付けます。

ミニジャックを付けた変換ケーブル(左)とミニプラグを取り付けたアンテナケーブル(右)

ケーブルの接続
この変換ケーブルがあると、
室内テレビアンテナ(3.5mmミニプラグに変換)や、クルマへの取り付けが簡単なロッドアンテナタイプの
AN-F10や
NVP-VAN1、さらには
VICS対応アンテナが使えるようになります。
以上のようにすると、出かける前に自宅に居ながらにして交通情報を確認できるので大変便利です。


簡易図形表示の例(NV-JM520DT)

この写真はロッドアンテナでも構わないので簡単に取り付けられるVICS用アンテナは無いものかと検討したもので、小型のマグネット基台に軽量アンテナを組み合わせた物です。ただコネクタの変換が必要な上、広く流通している物ではないので紹介することができません。誰でも簡単に取り付けができるアンテナが発売されるといいのですが。
注)VICS情報を二次利用することはできません。
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