
日本国内では1年間の沈黙を破って再登場したソニーのナビゲーションが、nav-u(ナブ・ユー)ブランドとなって復活しました。
さっそく、その第一弾となるポータブルナビNV-U1の第一印象をお伝えします。
■「ピタッと吸盤」ってどんなもの?
「ピタッと吸盤」とは、吸盤に普通使われているゴムに代わり”ゲル”を採用し、クレードルをしっかりとダッシュボードに固定できるというもの。ほこりなどが付着しても水洗いすることで吸着力が復活するとのことです。
ダッシュボードに取り付ける時は、まず付属されている表面がツルツルの取付シートを貼り、その上に吸盤でスタンドを取り付けます。事前情報では凹凸のある(シボ加工された)ダッシュボードでも吸盤を直接取り付けられる印象がありますが、(やってできないことは無いかもしれませんが)どうやら違うようです。取付説明書には「取付シートを使わずに直接取付けると、ダッシュボードの材質によってはダッシュボードが変形することがあります。」との注意書きが記されています。
■取り付け場所はダッシュボード以外は難しい
一般的に小型ナビは、その寸法や形状から、汎用のホルダーを使用することによってダッシュボード以外の場所にも取り付けることが可能ですが、NV-U1はビーコンユニットが搭載可能なクレードルを採用したことや、本体の奥行きが44mmもあることから、ダッシュボード上以外、例えばエアコンの送風口やバイクに取り付けることは難しそうです。
スタンドを取付けるときは、クレードルの底をダッシュボードに接触するようにして取り付ける必要があります。クレードルが浮いた状態では安定性が悪く、画面が揺れてしまいます。
■都会ではうれしいVICSビーコンユニットに対応
NV-U1は、このクラスのナビとしては唯一渋滞情報に対応しています。FM多重のVICSではなく、光ビーコンや電波ビーコンから渋滞情報を得るものですが、ユニットをクレードに置くだけのケーブルレス仕様で、なかなか良いアイディアです。
渋滞を回避した最適なルートをスピーディに探索し、本格的なナビゲーションと同様に文字・図形・地図の3種類の渋滞情報を表示することが可能です。渋滞情報が必須と思っているユーザーにはうれしい機能。
■指先で画面上をなぞるだけのジェスチャーコマンドは便利
地図画面に図形を描くだけのシンプル操作のジェスチャーコマンド機能はソニー独自の機能で、非常に便利です。例えば、円を描くと地図縮尺が変更、屋根を描くと自宅へ帰るなどです。登録したお気に入りポイントの呼び出しも、L字を描くことによってすばやく行えます。
■検索機能は充分だが、少ない本体メモリ容量
本体をUSBケーブルでパソコンとつなぎ、あらかじめ本体に格納されているデータを希望するエリアの地図と詳細検索データに入れ替えたり、またメモリースティックPROデュオにデータを転送することによって、全国地図の検索機能を強化できる機能がありますが、これが非常に分かりにくい。
本体のメモリー容量がもっと多ければこんな面倒なことをしなくてもいいのでしょうが、内蔵メモリが512MBという小ささからくる苦肉の策といった感じがします。本体メモリーに格納できる地図は、全国版か、あるいは地域版の何れか一つです。プリインストールされている全国版に地域版を追加して入れることはできません。
ところで外部メモリーといえば、今やmicro(マイクロ)SDが主流になりつつあるご時世に、メモリースティックPROデュオを新たに購入するのはためらってしまいます。
都合の良いことに世の中には便利な物があり、microSDをメモリースティックPROデュオに変換してくれる
「メモリースティック PROデュオアダプター」というものがあります。アダプタ自体は 安価ですし、microSDが手元にある場合は有効に使えます。一応、
楽天で売れ筋の1GB と
TwinMOSの1GB で動作確認したことをお伝えしておきます。
以上、NV-U1のファーストインプレッションでした。
ロードインプレッションを含めた詳細については後日、
レビュー記事でお伝えします。