Enavi Blog

2008/01/01

GoogleMapやVirtual EarthがPSPで使えるナビソフトMapThis!



PSPがカーナビになるソフトの第2弾「MAPLUSポータブルナビ2」が発売されましたが、GoogleMapの地図を使ってPSPを簡易的なナビゲーションにするフリーソフト「MapThis!」を紹介しましょう。

MapThis!はPSPにGoogleMapをダウンロードしてGPS受信機を組み合わせることによって、PSPを簡易ナビのように使える便利なソフトです。しかも無料で、日本国内に限らず世界中のどこでも地図データさえあれば使うことができます。

□必要な物
・カスタムファームウェア(CFW)を導入した新型PSP(PSP-2000
 ※CFWの説明は省略
・GPSレシーバー(PSP-290
・MapThis!
・GMDL(地図データをダウンロードするソフト)

□導入の仕方
※CFWを導入した新型PSPがあることが前提

1.ファイルのダウンロード
パソコンでMapThis!とGMDLをダウンロードし解凍します。

MapThis! MapThis0520.rar

GMDL gmdl0.5.04b.zip

2.地図データのダウンロード


解凍したGMDLファイルの bin > Debug > Global Map Download Tool.exeをダブルクリックしてGMDLを実行します。
必要な地図を表示させ、Preview1またはPreview2で保存するマップエリアを確認します。確認が済んだら左上の「Download The Map」をクリック。保存先のフォルダはMapThis!の maps の中に、フォルダ名の最初にアンダースコア "_" を付け、その中に保存します。元々ニューヨークのデータが入っているので参考になるでしょう。
上の「Uncheck any tile・・・」をクリックするとデータの保存が始まります。

3.すべてのデータをPSPにコピー
マップデータの保存が終了したら、MapThis!の mapViewer をフォルダごと、メモリースティック内のPSP > GAME37* にコピーします。

4.MapThis!を起動
PSPにGPSレシーバーを装着し、PSPの電源を入れます。
メニューからMapThis!を選んで起動させ、次にダウンロードした地図データを選んで×ボタンを押すと地図が表示されます。
GPSモードをONにするには□ボタンを押します。

□実際に使ってみた
 

マップデータはGoogleMap以外にもMicrosoftのVirtual Earth(バーチャルアース)に自分の居場所を表示することもできます。地図表示は平面的な表示のほか、鳥瞰図(ちょうかんず)表示も可能です。もちろん拡大・縮小や、回転・移動も行えます。いわゆるノースアップとヘディングアップや、昼画面と夜画面の切り替えも簡単です。



GPSが測位すると現在位置が矢印で表示されますが、道路上へのマップマッチングは行わないのでクルマだけでなく自転車や徒歩でも利用することができます。GPSデータの保存もでき、後でそのデータを利用して走行を再現するというおもしろい使い方ができます。

目的地にマーカーを立て、それを目標に目的地にたどり着くといった使い方もできますし、地点を登録することもできます。ただしルート探索やルート案内は行いませんので、ナビソフトというよりは地図ソフトにGPSの位置表示や+αの機能を追加した、といったほうが正しいようです。

このようにMapThis!は本格的なカーナビソフトに比べると機能は劣りますが、全世界どこに居ても利用できることや無料で使えること、さらには衛星写真上に現在位置が表示される新鮮さが魅力です。海外旅行にPSPを連れて自分の居場所を確認する、というのもいいかも知れません。



旧型PSPは本体の輻射ノイズが原因と考えられるGPSの受信感度劣化があるのでオススメしませんが、USB延長ケーブルでGPSレシーバーをPSPから遠ざけることは有効的です。未確認ですが旧型PSPでもCPUのクロック周波数を変更すると良くなるかも知れません。

なおMapThis!についての解説は下記の書籍にも掲載されています。この本によると、動作するCFWバージョンに制限があるとのことですが、これは使われているMapThis!が最新のバージョンではないためで、最新のMapThis!v0.5.20とCFW3.71M33-4との組み合わせでは問題ありません。導入方法にも多少の違いがありますが、上記の方法で正常に起動することを確認しています。


PSP style 3

■関連サイト
MapThis!作者のサイト
http://deniska.dcemu.co.uk/

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