Enavi Blog

2005/09/14

GPS衛星飛来予測プログラムPlanning Software


GPS衛星の軌道計算を行う『GPS衛星飛来予測プログラム』をトリンブルが公開しています。元々はGPS測量をサポートするために作られたソフトウェアのようですが、GPSを使う他のアプリケーションにも応用することができます。

■出力例




■使用方法
1.ソフトウェアとGPS衛星軌道暦ファイルをダウンロード
 トリンブルのサポートページよりPlanning Software→Downroadsと進み、下記2つのファイルをダウンロードする。
 ・Trimble Planning Software(SetupPlanning.exe)
 ・Ephemeris File(current.ssf)

2.Trimble Planning Softwareをインストール
 SetupPlanning.exeをダブルクリックしインストールする。途中、使用言語を聞いてくるので「日本語」を選択。

3.GPS衛星軌道暦ファイルをインポート

 プログラムからPlanning Softwareを起動させ、「衛星暦」→「インポート」→「SSF(S)」から、ダウンロードしたGPS衛星軌道暦ファイル(current.ssf)を選択。インポートが終了したら、「衛星暦」→「保存」で、「Almanac.alm」を上書き保存する。

4.ステーションの設定
 「ファイル」→「ステーション」で下記項目を設定。
  ステーション名:Tokyo,Tokyo
  開始日:とりあえず右の「今日」をプッシュ
  開始時間:「00:00」
  時間:とりあえず「24(時間)」に設定
  取得間隔:とりあえず「10(分)」に設定
  仰角マスク:とりあえず「10(°)」に設定(アプリケーションにより変更)

以上で、衛星数、スカイプロット、仰角、世界地図などを表示させることができます。
なお、衛星システムのグロナスとWAASのチェックボックスは外しておきます。ちなみにグロナスはロシアの衛星、WAASは衛星を使ったディファレンシャルGPSシステムで、アメリカやヨーロッパでは既に運用されていて、日本ではまだ運用されていません。ハワイ上の静止衛星(POR,PRN134,東経178°)を加える場合は、チェックボックスをオンにします。少なくとも日本で使われているカーナビは、PORには対応していないと思います。

ステーションエディタは設定値を変更すると即座に結果に反映されますので、緯度、経度、時間などを変更してみてください。本記事はじめのスカイプロットは時間を「1時間」に設定、出力例のグラフは「24時間」に設定したものです。また観測地は日本だけでなく、世界中のどこでもシミュレートすることができます。

GPS衛星軌道暦ファイルは古くなると実際の軌道とズレが生じてきます。ソフトウェアを継続して使用する場合は、1ヶ月以内の新しいファイルに更新することをお勧めします。軌道暦ファイルの情報は「衛星」→「情報」→「GPS」で確認することができます。

参考:(株)ニコントリンブル
クイックマニュアル
GPSって何? - A Guide to the Next Utility

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